デザイナーには美的センスがなくたってなれる。
そう思うのは、
ぼくの場合、美的センス以上に別の能力のおかげで
デザインの仕事ができているなあと思うから。
デザイン制作において、セオリーや定石というものがあって。
たとえば、配置には三角形を意識するとか
○:○が人間にとって見やすい比率だとか。
あるいは、文字にはゴシック体と明朝体があって、
ゴシック体のなかでもセリフとサンセリフに分かれていて、
それぞれに使用用途があって、
色には補色っていう色の組み合わせが、、、などなど。
それらをいかに頭に入れて、実際に落とし込めるか、そこも重要なんです。
センスだけでやっているわけじゃないんですよね。
デザイナーになるには美的センスは必須か?
デザインの仕事してます。
職業はグラフィックデザイナーです。
と言うと、よく相手から言われるのが「センス」の問題。
私にはセンスがないから、ある人がうらやましいよ。
オレには絵心ないからな~。
やっぱり美的なセンスって必要なんでしょ?
う~ん、美的センスあったら確かにいいんだろうけれど、
必須とか絶対ではないんじゃないかな?
ぼくの場合、脳内記憶&再現能力が役に立っている。
正直言って、ぼくは美的センスがあるかと問われたらちょっと不安(笑)
けれど、ぼくが人より長けてるなと思うのは、
形や構図を記憶してそれをそのまま再現できるという能力かなと。
小学校のときに冬休みに入ると「毛筆」と「硬筆」の宿題があったんです。
「毛筆」がいわゆる習字のことで、
「硬筆」は鉛筆で古今東西の名文を書き取るというもの。
字の美しさを競うため?の宿題なんだろうけど、
ぼくは字は特にきれいじゃなかった。
けれど、クラスのなかでも先生からの「よくできました」をもらっていて、
自分が書いたものが地区や県のコンクールに出品されて賞をとることもあった。
字がきれいじゃなかったのに賞をとれたのはなぜかといえば、
お手本があって、それをそのまま脳内でトレースして
紙に移し書きすることができたから。
つまり、脳内記憶と手書きによる「コピー&ペースト」ww
お手本の字はもちろん美しいので、
それをそっくりコピペしてるもんだから、当然美しい字が出来上がるww
それって自分にとってはごくふつうのこと、当然のことだったので
それで○○賞がもらえると、
え、これで賞がもらえちゃっていいの?って思ってました。
センスは後天的に身につけられる。
美的センスがあったなら、そりゃあいいでしょうよ。
でも、センスがない!だから私には絶対無理だ!
そう思い込んでいたらそんなことないですよって言いたい。
現にここにいますのでw
それに美的センスって
生まれながらにしてというよりも
後天的に身につけられる部分も
たくさんあるのではと個人的に思います。
こんな記事も書いてます。合わせてどうぞ~★
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