「自分の言葉」にするまで時間がかかってもいい
自分の気持ちを言葉にするのって時間がかかるなー。
まだ表したことがない気持ちなら、なおさらだ。
時間がないから、やめとこう。
このよく分かんない気持ち、めんどくさい。
言葉が見つからないから、諦めた。
そういう積み重ねで、
自分の気持ちが次第に遠ざかる。
そして、自分の言葉を失くして、
自分自身が見えなくなる。
気づけば、わしゃ誰の人生を生きとるんかいな???
っていうことになってるんじゃないかなって
個人的に思うんすよね。
* * *
遅い、曖昧、ぼんやり、モヤモヤ、、、
それらは今の世の中ではけっこうウザがられる。
速いことやハッキリしたこと、
エッジが効いたことをズバッとみたいなほうが
賞賛されるっていうか。
けど、時間をかけて取り組めば
そのモヤモヤの向こうに
自分のなくてはならないものがあるんだよなー。
誰にでもあるものじゃないものこそが、
自分にとって大切なものなのかなって。
それは誰にでもあるものじゃないがゆえに、
できあいの言葉がないんすよね。
だから、なんて表したらいいのか分からないことが多い。
でも当たり前なのだ、自分しか分からないのだから。
自分しか分からない、
けれど、その自分がなんて表していいのか分からないことを
ていねいに、ていねいに、言葉にしていく作業。
僕が憧れている人やかっけええなって思う人は
そういう作業を各々の方法・やり方で
やってるように思える。
遅くても、時間がかかってもいいから、
焦らずに、誰かと比べずに
自分の言葉を探り当てていきたいなー。
〜END〜