いい仕事にしたいなら「なんのため」を共有し合うこと。
デザインの仕事をしていると一度作っても
お客さんの要望で修正や直しがあって、
レイアウトを変えたり、色や文字を変更したりするのは日常茶飯事。
その際に、例えば、
「目立たせたいから色を赤にして」と言う人と
ただ「色を赤にして」と言う人がいるんです。
後者の方にはぼくは必ずこう聞くようにしています
「それはなんのためにそうしたいんですか?」。
なぜなら「なんのため」が分からなければ
どのくらいの赤い色に修正したらいいか検討がつかないから。
「赤」とひとくちに言っても、
燃えるような赤もあれば、ピンクに近い明るい赤もあれば、
オレンジが混ざったような朱色、深い色合いのワインレッドだってある。
「目立たせたいから」という理由が分かれば、
じゃあ燃えるような赤が一番映えますねとか、
あるいは、あえてこの部分は赤じゃなくて黄色のほうがより
人の視線に映りますよ~とかってなるんです。
お客さんはなにがなんでも赤にしたいわけじゃなくて、
より目立つようにしたいから、そのために赤に~ってことなんですね。
つまり、目的は「目立たせたい」で、その手段が「色を赤に」だということ。
なんのためにという相手の目的を知ることで
その目的を果たす手段をあれこれと考えることができる、
相手にも提示することができる。
なんのためをお互いに共有し合うことで意思疎通がはかれ、
結果、よりいいアウトプットが
もたらされる確率は高まるとぼくは考えます。
自分が関わっている仕事を
いい仕事にしたいなら「なんのため」を共有し合うことが
肝心なんじゃないかなと思います。
こんな記事も書いてます。合わせて読んでみてね★
ーーーーーーーーーーーーーーー
仙台でイラストも描けるデザイナーとして活動しています。
ホームページはこちらから
http://kunihiro520megane.wix.com/yamada-magazine-web
ツイッターやってますよ(フォローどうぞ。基本フォロー返しします)
https://twitter.com/megane0018
フェイスブックもやってますよ(お友達申請、フォローは歓迎でございます)
https://www.facebook.com/kunihiro.yamada.142
この記事を気に入ってくださった方は、ブックマーク、ツイートなどしていただければうれしいです。ブログを更新する励みになります★
読者登録も大募集中です!よければ、下のボタンをポチッとしてくださいね〜。