ブログもデザインも、読んでくれない・見てくれないのは「読まなくていい・見てくれなくていい」というメッセージを伝えてしまっているから。
仕事柄、チラシや広告を作るのですが
作ったものが「反応がない」という結果になるのは
商品やサービスに魅力がないというよりも
伝え方に問題があるからと考えます。
反応がなかった広告を見てみると、実のところ多くの場合、
「読まなくていい・見てくれなくていい」という
メッセージを伝えてしまっているんです。
分かりにくいという混乱=「読まなくていい・見てくれなくていい」。
広告のデザインには「目線の誘導」が行われている
と、この前の記事で書きました。
今回はその続きで、名刺をモデルケースにして、
さらに分かりやすく伝えてみようと思います。
今までもらったことがある名刺で
画像にあるようなものが過去ありました。
これだと何を伝えたいのか分からないんですよね。
名刺って
名前、肩書き、住所・連絡先、
あとは何をやっているのかがだいたいの要素。
この全てを伝えたいからといって、
同じ大きさにして入れてしまうと
どこから読んでいいのか、
なにを見せたいのかが分かりにくいので
見る人を混乱させてしまうんですね。
この分かりにくいという混乱が、
つまり「読まなくていい・見てくれなくていい」という
メッセージを相手に伝えてしまっているんです。
名刺をわざわざ渡していながら
「読まなくていい・見てくれなくていい」って
意味不明というか相手に失礼ですよね。。。
「何を伝えたいのか」「どう読んでほしいのか」がそこにあるか。
続いて「なにを伝えたいのか」を
明確にして手直ししたもの。
この場合は、名前→肩書き→何ができるか→住所・連絡先の順番に
文字の大きさを変えることで
どう読んでほしいかを訴えているんですね。
それと、大きくしたらいいかといったら必ずしもそうではなく、
とりわけ大きくしなくても、余白を多くとっても
読みやすい・見やすいデザインにすることは可能です。
それが次の画像。
「何を伝えたいのか」でデザインの見せ方は変わってきます。
最後はあえて「何ができるか」を一番に伝えたいケース。
相手に「何を伝えたいのか」「どう読んでほしいのか」を
ハッキリさせていないと
「読まなくていい・見てくれなくていい」ということを
伝えてしまうことになるんですね。
ブログにも応用できるんです。
で、これって
ブログの書き方・見せ方にも応用できると思っていて。
読みやすいブログは
タイトルがまず目に入って、見出しがあって、
そのあとに本文がきて、最後に結論。
本文のなかでも
話しが切り替わるところは
改行したり、スペースをとったり。
あえて、結論を頭に持ってくるとか
タイトルで言ってしまうとか
そういう工夫も読みやすいブログにはあったりしますよね。
「何を伝えたいのか」「どう読んでほしいのか」が
分かるブログは読みやすく・見やすい。
結果として、読みたくなる・見たくなるブログだと言えますね。
もしあなたのブログが
読んでくれない・見てくれないという結果になっていたら
それを嘆く前に、省みることも必要なのかなと。
「読まなくていい・見てくれなくていい」という
メッセージを伝えてしまっているかもしれないと。
その先に光明が見える場合もあると思います。
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