ぶらやまだ

日々のなかに遊び心を。自分らしさ探求中。

仙台まち歩きツアー「スリバチ会長と歩く榴ヶ岡・清水沼」

5/3はまち歩きイベント「仙台ふららん」に参加。
今回は「スリバチ会長と歩く榴ヶ岡・清水沼~仙台城候補地だった、榴ヶ岡を訪ねる〜」。
あの「タモリ倶楽部」や「ブラタモリ」にも登場した東京スリバチ学会。
その会長である皆川典久さんがまち歩きのガイドをしてくれるのです。
うほ〜、こりゃたまらん😆
 
当日、受付時にもらったのは
榴ヶ岡周辺の地図で現在のものと1920年頃のもの。
昔と今を見比べながらまち歩きはスタート。

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榴岡天満宮から→原町商店街清水沼陸前原ノ町駅がゴール地点。
なんとこの日参加したのは総勢38人!
超人気ツアーみたいっすね。
スリバチ学会おそるべしですぞ😎
 
皆川さんのまち歩きは地形のおもしろさ、
高低差を体感するツアーということで、
坂道を登ったり降ったりのアップダウンの連続。
 
参加者の半分以上は女性で、おばさまたちも多く、
その健脚ぶりに目を見張るものが。
いやみんな好きだから苦じゃないんでしょうね〜。
 

仙台城候補地、榴岡天満宮

まずは最初の榴岡天満宮。
急な石段を登ると境内が見えてくる。

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ご祭神は菅原道真さん。
もともとは仙台東照宮のあった小田原にあったみたいなんだけど、
徳川家康さんに気を使ってこっちに移したとか。
 
地図でも分かるようにボコッと盛り上がった先っちょにありまして。
この地形、高低差がここが仙台城候補にもなった所以なんでしょうかね。
守りに強そうだもんなー。
 

東のターミナル、原町

次に向かったのが原町。
ここは仙台から石巻へ向かう最初の宿場町だったみたいっす。
空襲でも焼けなかったところらしく、
古い町並みの痕跡がところどころに残っている。
 

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原町商店街の西端は
東街道(東山道、奥大道とも)との交差地点でもあることから、
ここは重要な街、場所だったんだろうなとうかがえますね。
やっぱりいいところなんだろうな。
 

暗渠はどこだ?

楽しかったのが、暗渠巡り。
原町〜清水沼あたりにはかつて水路がいくつも走っていたようで、
現在はほとんど埋められたり暗渠化してるんだそうで。
じゃあ、その暗渠はどこだと見て回ると。
あるぞ、あるぞ〜。

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こうやってまち歩きしないと気づかないけど、確かにあるんだなー。
皆川さんと参加者のみんなも暗渠は大好物らしく軽いコーフン状態に😂 笑
 

なぜ丘になっているんだろう?

個人的に参加する前から気になっていたのは、
この榴ヶ岡の地形がなんでここだけ盛り上がっているのかっていうこと。
 
たまたま参加者の中で地学の先生をしているという方が
いたもので聞いてみることに。
なんでも、利府ー長町断層が榴岡の東側に走っていて、
その向かい側にも断層があるようで、ふたつの断層に挟まれて、
押し出されるかたちでボコッと盛り上がったのではないかと。
※あくまで仮説ですが

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なるほど〜。
土地の隆起には断層っつーものが関係してるんだな。
 

超個人的な「好き」を他の誰かと共有できるうれしさ

まち歩きってガイドしてくれる人によって、
その味わいがガラリと違ってくるんだろうなって思うんすよね。
なので、スリバチ学会の皆川さんはどんなガイドをしてくれるのかな?
ってところも自分的には注目ポイントで。
 
皆川さんは歴史的なことはあまり多く語らず、
地形の高低差、上がったり下がったりに、いの一番興味を示して、
んで、予定コースを外れてしまったりも笑
でも、そういうところも醍醐味だよな〜と。
 
 
それと、今回のまち歩きに参加して思ったこと。
なにかひとつでも共通点があると
人って仲良くなれるよな〜って。
 
今回参加した方でもともと知り合いは誰もいないし、
年齢もバラバラだったけれど、
地形や歴史が好きという共通点があるおかげで
すぐに会話が弾んで、仲良くなれちゃう。
 
自分の個人的な「好き」を突き詰めるのって、
他の多くの人にとっては理解が得られないことだったりする。
超個人的なことだから、
それは当たり前っちゃ当たり前なんだよね。
 
でも、同じような「好き」を個人的に探求している人が
たぶん多くはないけれど、存在してて。
そういう人となんらかの形で遭遇すると
超個人的な好きだったものが他人とも共有できることになる。
それを人はすっげえ楽しいうれしいと
感じるようにできてるのかなーと。
 
 
 
次回の皆川さんガイドのまち歩きは6/10。

「スリバチ会長と歩く 六郷掘・七郷堀~水の都・仙台の用水路を訪ねよう~」

次も楽しみ〜😊
 
〜END〜
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