【デザイン初心者向け】紙面の「余白」が印象を決める。
自分でレイアウトする段階において
始めになにをするかといえば、
真っ白い紙面のなかにデザインスペースを決めること。
「文字や写真を入れる部分」と「余白」の割合を設定するんです。
※文字や写真を入れる部分は「版面(はんづら)」とも言います。
一番始めにこの作業をするのはここが重要なポイントだから。
なんで重要かといえば、
紙面の余白が全体の印象を決めてしまうからなんです。
実際に「余白」を見比べてみましょう。
言葉だけではイメージするのが難しいので今回も見本となる例を。
実際に世に出回っている文庫、雑誌、広報誌を見比べてみましょう。
文庫は見て分かるように文字のみの内容。
余白を広めにとって、とにかく文字を「読む」ことに
集中できるように意図されていることがうかがえます。
雑誌。雑誌にも色々あるけれど、この雑誌は比較的ゆったり読ませる系。
文字に加えて、写真や地図など情報量はありますが
余白を広めにとることで落ち着いて読むことができますね。
読むというより「見る」に近いかもしれません。
広報誌。行政からのお知らせなのですが、こちらは情報量多め。
余白も狭く、みっちり詰まってる感を受けます。
たくさんお知らせがあるんですよ~といった印象ですね。
媒体の性質・方向性によって、余白をとる。
といった感じで、
その媒体がどういう性質・方向性をもったものなのか?
じっくり読ませたいのか、
とにかく情報量を提供したいのか。
それによって、
「文字や写真を入れる部分(版面)」と「余白」の割合を設定するんです。
そして、特に、設定した余白が紙面の全体の印象を左右する。
そう言っていいと思います。
まとめ。
ゆったり、軽い印象を与えたいのなら余白を広く。
逆に、みっちり、内容豊富感を与えたいのなら余白を狭く。
って、頭に入れておくと自分で作るとなったときに
ひとつの指針になるかと思いますよ~
こんな記事も書いてます。合わせてどうぞ~★
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