春の風物詩、過酷な新人研修。人とどう関わりたいかが問われている。
人って、自分が扱われたことをそのまま、
他の誰かにも同じことをすると思う。
信頼と敬意がある環境で育てば、まわりの人にもそう接するだろうし。
逆に、不信、敵意、存在を軽く扱われれば、他人にもそう仕向ける。
そういうことなんじゃないかなって思う。
春の風物詩、過酷な新人研修。
4月といえば、年度が切り替わって、
企業や組織に新入社員・新人がワラワラするシーズン。
で、ツイッターで流れてきていたこのニュース。
春の風物詩、毎年恒例の過酷な新人研修ww
ぼくが思うに、新人の研修を外部委託するっていう
意味がよく分かんないんですよね。
自分の会社の新人をどうして自分たちで育てられないんだろうって。
とても不思議だなあ。
どうしてスパルタ研修を採用しちゃうんだろう???
その翌日にフェイスブックで見た記事。
このような「マインドコントロール研修」を「ブラックである」と感情的に批判することは簡単だ。
だが、ここまで批判もされているスパルタ研修を採用している会社が数多くあるということは、彼らがそれに対して一定の合理性を感じ、それなりの考え方を持っているということでもある。
変だねえって思って、以後自分の視界に入れないようにするのは簡単。
でも「なぜ?」「どうして?」って考えてみることは大切だと思う。
なんでかといったら、
なぜ?どうして?っていう、自分のなかの強い疑問や不思議が
その人にとっての一生をかけて取り組みたいテーマでもあるんじゃないかな?
って思うから。
新人研修ではないけれど、
ぼく自身も気持ち悪い自己啓発セミナーに
行かせられた経験があるのでなおさらに。
「人をバカにしているのだ」。
つまり、こう言ったスパルタ研修を採用する会社、人々の考え方は、上の餃子の王将のページにもあるが、以下のとおりである。
・自律できないだらしのない人間がいる
・言っても聞かない、分からない人間がいる
・義務を果たさず、権利や自由ばかり主張する人間がいる。
だから「会社に入ったら通過儀礼が必要」と言っている。言い換えれば「マインドコントロールを施し、自分たちが社会に適応させてあげている」という主張なのだ。
記事の締めくくりはドラッカーの「マネジメント」を引用してこう結論づける。
ピーター・ドラッカーは著書「マネジメント」においてこう述べる
仕事の上の人間関係は、尊敬に基礎を置かなければならない。これに対し心理的支配は根本において人をばかにしている。(中略)
心理的支配は人を怠惰で仕事を嫌う存在とは仮定しないが、マネジメントだけが健康で、他のものは全て病気であると仮定する。
マネジメントだけが強く、他のものは全て弱いとする。
マネジメントだけが知識を持っており、他のものは全て無知であるとする。
マネジメントだけが正しく、他のものは全てばかであるとする。
まさに傲慢で、ばかげた仮定である。
結局「マインドコントロール研修」を使う会社は、人をバカにしているのだ。
、、、なるほど!
自分も味わった、あの気持ち悪さって
「バカにされている」感覚だったんだな。
あなたはこういう研修を受けでもしないと仕事で成果を出せないでしょ?って。
要は、バカにされてまで会社にいたいかどうか?
を問われているってことなんでしょうね。
バカにされても会社に居続けられればいい人は残ればいいし、
嫌だと思う人は辞めたらいいし。
ただ、バカにされてもいい人は
いずれその人自身がまわりの人に対して
バカにした態度をとるようになると思う。
人って、自分が扱われたことをそのまま、
他の誰かにも同じことをすると思うから。
ぼくは嫌なのでその会社を辞めましたが。
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