ぶらやまだ

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ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』は恋愛オンチな人にほど刺さる物語

恋だとか愛だとかラブだとか。
正直、異性を好きになるということがあんまりよく分からないところがある。
だから、恋愛系のドラマや映画は自分の選択肢のなかからは自然と外されるし、見たとしてもキュンキュンしたりしない。
この前見た『君の名は』でもそうだった。
 
そんな恋愛オンチなぼくがぬおおおお!こ、これは!と、心高鳴りながら見ているドラマが『逃げるは恥だが役に立つ』だ。
このドラマはガッキーがかわいい!ガッキーのダンスがヤバすぎぃ!ガッキーがガッキーが、、、あと、石田ゆり子が!っていう話題ばかりが先行していて肝心の中身のストーリーについては全然情報がなかったww
流行りに乗るのも、既に放送が始まっているものを後追いで見るのもどうかなと内心思っていたのだけれど。
それでも見る決め手になったのはガッキーの相手役の星野源の存在。
歌手であり、文筆家であり、俳優。
ひとつのジャンルに収まらない活動をしている彼になんだか興味が湧いたのだ。
 
 
で、見て思ったのは、ガッキーかわいい!石田ゆり子たまんねえ!
、、、それもあるけれどwwそれ以上に魅力的なのがやはり星野源演じる津崎平匡というキャラクター。
 
35歳、京都大出身のシステムエンジニア。
超合理的で仕事もでき、無駄がない。
一方でこと恋愛においてだけは劣等感が酷く、今まで彼女がいたためしがない。
そういう自分を分かっていて、もうこの先彼女も、ましてや結婚だなんて自分には縁のないものなんだとあきらめている。
 
そんな彼の前に、家事代行スタッフとしてガッキーが現れて、その後、ある事情をきっかけに二人の間で「契約結婚」が成立。
表向きは新婚夫婦、でも中身は雇用主と従業員という奇妙な関係の共同生活が始まってしまう!
 
 
契約結婚なんていう不思議な関係が成立したのは、ガッキーと津崎の間にある共感が生まれたからだった。
それは「選ばれなかった・必要とされなかった」という経験。
 
津崎は好意を抱いた異性に。
ガッキーは恋人にフラれ、就職活動に全敗、派遣社員としても契約を打ち切られてしまう。
誰かに選んでほしい
ここにいていいんだって
 
認めてほしい
それは贅沢なことなんだろうか
 
みんな誰かに必要とされたくて
でもうまくいかなくて
 
色んな気持ちをちょっとずつあきらめて
泣きたい気持ちを笑い飛ばして
そうやって生きているのかもしれない
 
『逃げるは恥だが役に立つ』第1話より
 
ふたりの共同生活は雇用主と従業員という「あくまでドライな」需要と供給がマッチしているに過ぎない関係といった形で始まる。
けれど、ふたりをつなぎとめた「選ばれなかった・必要とされなかった」という共通の経験が、物語が進むにつれ、それがドラマの大きな軸となって展開していく。
 
恋だとか愛だとかラブだとか。
そういうのは、いまいちピンとこないけど、何人もの人がいるなかでたったひとりを選ぶ気持ち、相手を必要としたいと思うことは、こんなぼくでも少しわかる気がする。
異性を好きになるってそうゆうことかもしれない、こういう見方・考え方もありなんじゃないか、と、あれこれ感じさせてくれる内容だなあ。
 
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』は恋愛オンチな人にほど刺さる物語なんじゃないかなー。
続きが楽しみじゃ〜
 
 
最新話はこちらから見れるよ〜
過去放送分はこっち。
 
 
〜END〜
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