人を遠ざけることもデザイン
人を集めるだけが編集じゃなくて、人を遠ざけることも編集だと思うんです。
人を集めるだけが編集じゃなくて、人を遠ざけることも編集。 | 隠居系男子
デザインも同じだなーと思った。
人を遠ざけることもデザイン
「灯台もと暮らし」というwebメディアを運営している
鳥居弘文さんのブログを読んだ。
人を集めるだけが編集じゃなくて、人を遠ざけることも編集だと思うんです。それは高級ブランドの路面店が一般人には入りにくいように。もちろん高級店だけじゃなく、場末のスナックだって同じこと。
意図的に、無関係な人たちを遠ざけることができるのも、編集力や企画力です。誰も彼もが寄ってくることに対して喜んでいるうちは、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!と声高に叫んでいるバナナの叩き売りと同じです。
みんなが大好きなバナナを売っているならその手法が良いと思うのですが、もし自分の売ってるものがバナナじゃなかったらそれは考え直した方がいいのかなと。
そうやって選別していかないと、結局自分たちの強みが何なのかわからなくなってしまいます。
本当に届けたい人たちに対して伝えたい事をしっかりと伝えていくためにも、自分たちの心を惑わすノイズを減らすためにも、これは大事なことだなと思います。
デザインも同じだなーと思った。
「編集」のなかにデザインが含まれていると思っていて、
だから、デザインも同じだなーと。
望んでいない人を遠ざける=
望んでいる人へより強く訴求できるということ。
あなたの売りものは「バナナ」なの?
誰かれ構わず買ってもらいたい。
とにかくひとりでも多く人を集めたい。
誰でもいいから知ってもらいたい。
ものによっては確かにそうすることが
効果的な場合もあるんだろう。
鳥居さんの言うように「みんな大好きなバナナ」であれば。
でも、「みんな大好きなバナナ」じゃないのに、
「誰でもいいから」=「バナナの叩き売り」をしていると、
自分がなにを売っているのか、
なんのために人を集めたいのか、
どうして知ってもらいたいのか
いつの間にか分からなくなってしまうなあと。
自分は誰に届けたいのか?
分からない自分を隠すために
とりあえす「数」を稼いだり。
少ないより多いほうがいいだろうって。
でも、本当に考えたいのは
自分が売っているものを誰に届けたいのか?
ってことだよね。
そこを明確にすると、
どういうふうに編集し、デザインすればいいか
おのずと道が拓けてくる。
バナナが売りものじゃないのに
「バナナの叩き売り」になってしまわないために。
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仙台でイラストも描けるデザイナーとして活動しています。
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