誰しもがなんらかの傾向を抱えて生きているんだな。
紙系にしろweb系にしろプロダクト系にしろ、
デザインの仕事って金銭的にたいして儲からないものだと思います。
「儲かるからデザインの仕事を始めました」なんて
言ってるデザイナーを見たことがない。
みんな始まりは、おもしろいから、楽しいから、
熱中するから、、、だったりで。
その気持ちはデザインを生業としている人たち
それぞれの根っこのところにきっとあるんだと思うんです。
なので、そういう人種はその根っこのところに
訴えかけられると、速く強くなる。
仕事のスピードが増して、クオリティも跳ね上がる。
そういうふうにできていると自分を振り返っても、
まわりを見渡してもそう思うんです。
そういう傾向がある人たちがとても多い。
30年近く生きてきて、自分はふつうだと思って疑うこともなかったけれど、
どうやらそうでもないらしい、ということに気づく。
いや、自分だけがふつうじゃないってことでなく、
誰しもがなんらかの傾向を抱えて生きているんだなってことに
今になって気づいたということです。
みんなふつうじゃないんじゃん。
というか、考えてみると、じゃあ「ふつう」っていったいなんなん?