あなたのこれまでを公開することで、あなたのファンになる人が必ずいる
かさこ塾つながりでお知り合いになった
大阪でボディトレーナーをされている川崎加代子さん。
ついこの前、facebookのコメント上で
少しだけやりとりしたときに
意外な驚きがあって楽しかった。
その驚きとはボディトレーナーをする前は
運動が苦手な普通の主婦だったということ。
もともと運動が苦手、普通の主婦だった。
過去に記事にもされていたようで。
これがぼく的にめちゃめちゃおもしろかった。
高校卒業した翌年に結婚。
２１歳で長女を出産。
２３歳で次女を出産後２４歳の時
産後肥りの解消のため市民プールで
水泳を習い始めた。
核家庭で子育てをしていた私にとって
唯一の自由時間。
自慢じゃないが、運動が苦手な私。
走るのも５０m１０秒台と遅かった。
バレーボールは、おでこでうける。
スポーツトレーナー、インストラクターとかって
もともと運動が得意だったり、
それなりに上手い人がなるもんだとばかり思ってた。
だから、川崎さんもそうなんだろうと思い込んでたら
全然違かった！！イメージとちゃうやん！（笑）
足遅いやん！おでこにボール当たってるやん！
運動苦手でんがな！（笑）
普通の主婦がなぜボディトレーナーに？
なんでそんな運動が苦手な普通の主婦が
インストラクターを職業にしてるの？
ここすごい興味惹かれるものがあるんですよね。
だって、普通の主婦はボディトレーナーにならないから。
だから、なんで？どうして？
って、思わず身を乗り出して聞いてみたくなる。
クロール２５mやっとだった私が
なんとバタフライが泳げるようになった。
水が気持ちいい！
今でもプールや海が大好き。
私を指導していた４０代の女性が
『私も泳げなかったのよ』
と言ったその言葉に
「水泳の先生になりたい！」
と思うようになったある日。
たまたま市内の
スポーツクラブ≪インストラクター募集≫
チラシを見付けた。
未経験者可。と書いてあった。
面接を受けた。見事に合格。
１９９７年６月の事。
読んで分かったのは、
川崎さんを指導されていた先生、
その人もまた過去泳げなかった人だった。
その先生との出会いが川崎さんが
ボディトレーナー・インストラクターを
目指すきっかけだったんだなあ、と。
ぼく自身も専門学校の先生に影響を受けて
今の仕事してるだけに個人的に共感するところも。
その人にしかないものだから、おもしろい
誰にでもその人なりの物語があるとぼくは思っていて。
「物語」っていうと、
ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけれど、
その人なりに歩んできた道のり。
それって、他の誰かと全く同じものってないじゃん。
だから、平凡な人生を送ってきたと口では言う人にも
その人だけの独自の歩み方をしてきたはずで。
ぼくはそれを知るのがとても好きだ。
おもしろいから。
その人にしかないものだから。
きっとぼくと似たような感覚を持つ人は
他にもたくさんいると思っていて、
だから、あなたのこれまでを公開することで、
あなたのことにより興味をもって、
ついにはファンになってしまう人がいるはず。
事実、ぼくは川崎さんのファンになってしまいましたよ。
こうして勝手に記事にしてるくらいですから（笑）
過去を公開することに抵抗がある人もいるだろうし、
必ず公開しないといけないとも思っていない。
けれど、えいやッ！と、思い切ってオープンにすることで
必ず興味をもってくれる人は現れる。
ぼくはそう考えます。
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