「弱さ」は公開されることで、人をつなぎ、助け合いをもたらす。隠せば孤立を生む。向谷地生良さん、浦河べてるの家『安心して絶望できる人生』。
つまり、そのような「問題」を起こさないよりも相談する力を身につけることと、浦河流のいい方をすると「弱さの情報公開」が、地域の中で生き抜く大切な条件となるのです。
『安心して絶望できる人生』p27
「浦河べてるの家」って、なあに?
『安心して絶望できる人生』を読み進めていました。
「浦河べてるの家」とは北海道は浦河町にある
統合失調症などを抱える人たちが暮らす共同体のこと。
この共同体を設立した中心人物が
ソーシャルワーカーである向谷地生良さん。
1984年に活動が始まり、
今では浦河という町が
べてるの家で有名になっているそうです。
そこでなにが起きているんだい?
統合失調症?病気なんでしょ?
なんでそれで有名になっているの?
ボクもはじめそう思いました。
これまでボクが肌で感じ取ってきた
世の中の教えというのは
弱さは隠すものであって、表に出してはいけない。
他の人に迷惑になるから
問題があったら直さなくてはいけない。
浦河べてるの家では
全く真逆の考えのもとに
生活が営まれているようなのです。
だから、注目を集めるんだと思います。
「弱さの情報公開」。
統合失調症とか精神疾患って名前は聞くけれど、
実際どんな状態なのか知らないことがほとんど。
この知らないという未知が
人を不安にさせたり、おびえさせたりするのかなと。
だから「弱さの情報公開」なんでしょうね。
「弱さ」という情報は、公開されることによって、人をつなぎ、助け合いをその場にもたらします。その意味で、「弱さの情報 公開」は、連携やネット ワークの基本となるものなのです。それをプライバシーとして秘匿してしまうことによって、人はつながることを止め、孤立し、反面、生きづらさが増すので す。
『安心して絶望できる人生』p27
あらかじめ私にはこういう弱さや問題がありますと
広く開示しておけば、未知ではなくなる。
不安やおびえは減るだろうし、
助け合うことも可能になってくるのだと思う。
この「弱さの情報公開」って、
会社内でも男女のパートナー同士でも
有効なんじゃないかなあ。
生き方・暮らし方の大転換が北海道の田舎町で起きている。
ボクにしてみれば、
生き方・暮らし方の大転換。
それが北海道の田舎町で起きている。
だから、気になってしまう。
これから注目していこうと思います。
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