日本人は「時間を守る」のではなく、実は「遅れない終われない」だった???だとしたら、その習性を活かした生き方を選ぶと人生がきっと楽しくなりますよね。
残業することをカッコいいと思い込んでいる人たち。
就職して企業に属してみると出くわすのが
残業することをカッコいいと思い込んでいる人たちの存在。
徹夜したことをなにげに自慢したり、
家に帰っていないことを誇らしげにアピールしたり。
ボクの長年の「謎」だったんですが、
これは日本人の特性なのかなと考える記事が。
すごく残念だと思うのは、省庁の皆さんは、多分7時になったら絶対行くと思うんですよ。7時に。なぜかって言うと、それは、時間にきっちりしているからっていうよりも、これ、よく言われると思うんですけど、日本人の特性で、我々は「遅れない そして 終われない」っていう。
だから、遅刻はしないんですけど、決まった時間に終わることもできないんだから、実は、時間にきっちりしているんじゃなくて、フロントきっちりで、リアがルーズなんですよ。
日本人は「時間を守る」のではなく、実は「遅れない終われない」だった???
デザインの現場は残業が当たり前と思ってはいたけれど、
そうは言っても度を超えてるなと思ったのは
仕事があってもなくて帰れなかったこと。
当時、いくつかのチームに分かれて仕事をしていて、
自分たちのチームの仕事が終わっても
他のチームの仕事が終わるまで帰れない習わしがあった。
みんなが終わらないと帰れない。
帰れる時間はみんなが終わるまでわからない。。。
で、その一方で朝の出勤時間は厳守だったりして。
遅刻するなんて社会人として失格だ!とか言ってる人いたな。。。
これらって、まさに「遅れない終われない」の現れなのかなあと。
自分の「できない」ことを把握・自覚する生き方。
ボクのなかの人生をほがらかに生きる方法のひとつとして
自分の特性や習性を知るというのがあって。
特に「できない」ことを把握・自覚するってことです。
その分「できる」ことで
存分にチカラを発揮したらいいだけのことで。
引用した記事が指摘するように
「遅れない終われない」という習性が
もし日本人の多くにあるんだとしたら、
それを踏まえたうえで制度設計しないと
必ず無理がきてしまう。
人間の特性や習性を無視して
「みんなと同じ」を強要するのって
どこかで不幸や破滅を望んでいる人のやり方だと
個人的には思いました。