「仲良くしようとする」ことが、かえって、関係性を苦しくしてしまう場合もある。大切なのは相手への敬意。重度自閉症者で世界的作家の東田直樹さんの言葉から。
重度自閉症者で世界的作家の東田直樹さん。
イケダハヤトさんのブログを読んで、
重度自閉症者で世界的作家の
東田直樹さんという方を知りました。
もう一つ、「考えることや、好きな物、信じるものはみんなそれぞれに違います。考え方の違う世界の人が仲良く暮らすにはどうしたらいいと思いますか?」。
仲良くしようと思わないことです。お互いの文化や存在を認め合い、尊敬することができれば、それでいいのではないでしょうか。
仲良くしようと考えるから、自分のことを理解してもらいたいと期待するし、相手のことを必要以上に知ろうとします。
「仲良くしようとする」ことが、かえって、関係性を苦しくしてしまう場合も。
仲良くしようと思わないことが、結果的に仲良く暮らせる。
「仲良くしようとする」ことが、
かえって、関係性を苦しくしてしまう場合もあるんだなって。
ボクの場合、仲良くすることを
無条件によしとしてきたところがあって、
そういう自分にとっては新たな視点でした。
大切なのは相手への敬意。
この無条件によしとするってところがクセもので、
仲良くすることは当たり前でしょって
信じて疑うこともない態度が
人によっては不快なんだろうなって。
不快なのは、
その人にとっては当たり前のことでも
別の人にしてみれば、そうじゃないこともある。
という相手への敬意みたいなものが
欠けているからなんだと思う。
オレのふつうが世界共通の標準だと
信じて疑うこともなく、のうのうと生きていられた
「おめでたい」感じが気持ち悪いんだと思う。
とまあ、そう言ってる、ボク自身の今までが汚点だらけで。。。
会話ができなくても、表現ができる。
そしてそして、
東田さんの重度自閉症ってどういうことなのかと調べたら、
ほとんど会話ができないそうで。
本当に本当に失礼なことに、会話ができないのに、
こんなに言葉の表現ができるなんてとビックリしてしまって。
会話ができない人は文章も書けない、って、
勝手にそう決めつけていた自分がいて。
そうじゃないんだってことを知ることもできました。
東田さん、ブログもやってるんですね。