他と違う=目立つ。
いいデザインって他との違いを明確にしてるんだと思うんです。
うちはここが違うよ。
こんなところが他にはないよ。
そういう部分を浮き彫りにする。
だから、人の目を引いたり、記憶させたりできる。
それが「いいデザインだね」と評価につながるんじゃないかな。
他と違う=目立つ。
赤という色が一番映える色と認識されている。
けれど、それは相対的なことであって絶対ではない。
そんな内容を昨日書きました。
赤が一番目立つ色なのか問題。 - 仙台在住ゆるゆる脱力系デザイナー山田の生き方ヒントブログ
「目立たせる」ってことを考えたときによく用いられるのが
赤くしたり、デカくしたり、カッコよくしたりする手法。
他に赤がない場合、赤を使えば目立つ。
一部分だけデカくしてその対比で目立たせる。
カッコよさを突き詰めて、その洗練された美しさで目立たせる。
これって結局のところ、
他と異なる違いがあるから目立つってことなんですよね。
赤いから、デカいから、カッコいいから目立つんじゃなくて
他と違いを明確にしている。
だから、結果として、目立つってこと。
難しい言葉で「差異」なんて言ったりするそうです。
差異を表現する具体例。
たとえば、こういうこと。
この並んだ「あ」のひとつを目立たせたいとして。
方法はいくつもある。
色をつける。他は黒だから、結果として目立つ。
太くする。他は細いから、結果として目立つ。
斜めにする。他はまっすぐだから、結果として目立つ。
小さくする。他は大きいから、結果として目立つ。
他と違う。差異がある。だから目立つんです。
そして、その差異が大きければ大きいほど目立つ度合いは高まる。
デザインする前に大切なこと。
といっても、ぼくが思うに一番肝心なのは
もともとの商品やサービスや人自身が他とどう違うのかどうか。
そっちが先。
この商品は同業他社の製品とそんなに差がない。
このサービスは他のお店でもたくさんやってる。
この人はこれといって特徴もないんです。
それをデザインでなんとかよく見せようって考えるのは
そもそもの間違いであって。
目立たせたいという願いの裏には、
それを広く世の中に紹介したい、売りたいっていう気持ちがあるはず。
なら、その紹介したい、売りたいものが他とどう違うのか
ここがすごい、あそこが好きって部分が必ずあると思う。
そこをハッキリ打ち出さないと
モノもサービスも情報も出尽くしている世の中では
見向きもされないとぼくは思います。
デザインする前にまずはそこを考えてみましょ〜。
こんな記事も書いてます。合わせてどうぞ~★
ーーーーーーーーーーーーーーー
仙台でイラストも描けるデザイナーとして活動しています。
ホームページはこちらから
http://kunihiro520megane.wix.com/yamada-magazine-web
ツイッターやってますよ(フォローどうぞ。基本フォロー返しします)
https://twitter.com/megane0018
フェイスブックもやってますよ(フォロー歓迎でございます)
https://www.facebook.com/kunihiro.yamada.142
この記事を気に入ってくださった方は、ブックマーク、ツイートなどしていただければうれしいです。ブログを更新する励みになります★
読者登録も大募集中です!よければ、下のボタンをポチッとしてくださいね〜。