ぶらやまだ

日々のなかに遊び心を。自分らしさ探求中。

人間は文明やテクノロジーを正しく使えるのか?映画『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』に秘められた問い。

『日本誕生』大好きすぎるやろ~!な山田が

この作品の魅力をお伝えする今回が最終回。

※以下激しくネタバレしてるよ。

 

物語は大まかに分けて3つで構成されている考えておりまして。

①のび太たちの史上最大の家出、7万年前の日本で天地創造編

②原始人ククルとの出会い、ヒカリ族救出編

③クラヤミ族の親玉ギガゾンビの逆襲、常闇の宮での最後の戦い編

 

第3部を山田流の切り口でズバッと解説!

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クラヤミ族の親玉ギガゾンビの逆襲、常闇の宮での最後の戦い編

ヒカリ族をクラヤミ族から救出し、

安心して暮らせるよう日本へ移住することを提案。

平和な生活がもたらされた、、、かと思ったのもつかのま、

クラヤミ族の親玉ギガゾンビが牙をむく。

 

ドラえもん・のび太たちがかけつけるも一足遅く、

ククルらヒカリ族は連れ去られた後だった。

 

一行は意を決して、ギガゾンビの根城、

常闇の宮(とこやみのみや)で最終決戦に挑むーー

 

人間は文明やテクノロジーを正しく使えるのか?

第3部の見どころ、

それは人間は文明やテクノロジーを正しく使えるのか?

という問いが発せられているところ。

 

クラヤミ族を裏で操っていた親玉ギガゾンビ。

その正体は23世紀から来た未来人だった。

発達したテクノロジーを不正利用して

過去の地球を乗っ取ろうとたくらんでいた。

 

これをドラえもんは「時間犯罪者」と称して激しく断罪する。

それを断固取り締まっているのがクライマックスに登場したタイムパトロール。

 

もし遠い未来にタイムマシーンが発明されたとしたら

そういうことも起こり得るわけで。

これはなかなかにリアリティのある話だなあと。

ドラえもん ぬいぐるみ 2016年映画バージョン

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そして、タイムパトロールの存在によって、

23世紀になっても悪いことを考えるヤツは

いなくならないんだってことが浮き彫りになって見えてくる。

 

テクノロジーが発達してもそれを利用して悪事をはたらく。

だとしたら、その進歩や発展には意味があるんだろうか?

道具やモノは進化しても人間はどうなんだろう?

そういう問いがこめられていたようにも思えてしまう。

 

 

この「ギガゾンビ」の存在は、

ある種ぼくら人間の闇の側面を描いてるんじゃないかな?

 

「悪いヤツ」と片付けてしまうのは簡単。

だけど、自分たちと全く別次元の存在ではなくて、

遠い未来に誰もがなり得る可能性があるとぼくは思う。

 

道具を自分のエゴのためだけに利用しようとする。

そのためには人を傷つけることも厭わない。

そうなっていない?って、突きつける内容でもあったと思う。

 

藤子・F・不二雄先生が警鐘を鳴らしていたということでしょうかね。

実は藤子・F・不二雄先生が未来人だったりして!?

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喜怒哀楽の感情が総動員。それが魅力。

なんでこんなに『日本誕生』が好きなのかって書きながら考えたのは

子どもの頃にタイムリーに見ていたのにプラスして、

喜怒哀楽の感情がフルに総動員させられるからかなと。

 

第1部では楽しくておもしろくて笑っちゃう内容がほとんど、

第2部では一転して、こわさやドキドキ感が。

第3部はギガゾンビに対しての怒り、憤り、

エンディングでは悲しい別れがあってとても切なくなる。。。

 

たくさんの感情が自分のなかで溢れてきて

それがあるからこの映画が惹き付けてやまないんだと思う。

 

ぼく自身、普段からそんなに感情や気持ちを表すほうじゃない。

けど、感情や気持ちが感じられる体験をすることが

自分のなかの「好き」ってことなんだろうな。

 

そうそう、このブログでやりたかったことは

忘れていた・抑えていた感情や気持ちをちょっとずつ出していく。

そういう試みもあったんだった!

 

 

 

『日本誕生』過去の記事はこちら

①のび太たちの史上最大の家出、7万年前の日本で天地創造編

kunipi.hatenablog.jp

②原始人ククルとの出会い、ヒカリ族救出編

kunipi.hatenablog.jp

 

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