ぶらやまだ

日々のなかに遊び心を。自分らしさ探求中。

「自分には価値がない」と嘆く人ほど、「自分には価値がある」とアピールしたい。

https://www.instagram.com/p/BFQ7P2cl1NE/

 

SNSで「いいね!」を押してくれたり、自分をフォローしてくれると嬉しくなる。

「そうか、自分の価値を認めてくれたんだね!」

 

LINEを既読スルーされると怒るし、店員に失礼な態度をされると怒る。

「この価値ある自分に、ふさわしい態度を取ってほしいものだ!」

 

自分には価値がないよ、自分なんて……と誰かに伝えることすらそうだ。

「そんなことないよ、あなたには価値があるよ」

と言ってくれるのを待っているのだ。

p88 「第2章 なぜモノをこんなにも増やしてしまったのか?」

 

佐々木典士さん『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』。

 

「自分には価値なんてない」という言動が

裏を返して「自分には価値がある」っていうアピールなんだってこと。

 

むむむ!そういうこともあるんだなと思わず膝を叩く。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

 

人は「自分には価値がある」と思わずには生きていけない。

汚部屋に住んでいた著者がモノを捨てることによって

毎日幸せを噛み締められる生活に

変わっていった様子が描かれているこの本。

 

人間の本質的な部分を深く掘り下げて

書かれているなあと思うところがいくつもあって、

だから、何度も読み返してしまう。

 

著者いわく、

人は「自分には価値がある」と思わずには生きていけない。

のだそうだ。

人が社会的な動物である以上、「自分には価値がある」と思わずには生きていけない。適切な自己愛がないと何も行動できなくなってしまう。だから、「自分には価値がある」と思うことは悪いことじゃなく、必要なことだ。

問題は「自分には価値がある」と他人に伝える方法にある。

p89 「第2章 なぜモノをこんなにも増やしてしまったのか?」

 

ほぉ~そうかそうか!と思いつつ、

あれ?でも、自分でダメ人間を公言して、やさぐれてるヤツもいるよなあと。

そういう人はどうなんだろう?って疑問が湧いた。

 

それも冒頭の箇所を読むとその疑問も晴れる。

「自分には価値なんてない」という言動が

裏を返して「自分には価値がある」っていうアピールなんだなあと。

 

分かりにくく歪んでいるけれど、ちゃんと価値を求めている。

 

実際に見かけた、歪んだ伝え方でアピールする人たち。

そう気づくとこれまで不思議だったことも

なるほど、ちゃんと自分の価値を示す行動だらけだったんだなって。

 

たとえば、初めて就職した会社で

毎日深夜まで残業して「オレ2時間しか寝てなくてね」

って誰も聞いてないのにドヤ顔で言ってくる人。

 

こいつめっちゃウザいなあと思っていたけれど、

でも、彼は彼なりに

自分の命を削ってでも働く自分にはこんなにも価値があるんだよ

って示していたんだな。

 

最近、目撃したところで言えば、

体調が悪いと言いながらダラダラと定時の時間まで働いてる人。

具合がよくないのなら早退しても構わないと

言われていても、8時間きっちり働いちゃう。

 

変なの~って思ってたけど、

これも苦しい状態にもかかわらず頑張る私には価値があるでしょ?

って示したかったんだな。

 

問題は「自分には価値がある」と他人に伝える方法。

一見すると、自分で自分の価値を下げるような行動をしている人も

実のところ、その人にとってはちゃんと

「自分には価値がある」と示しているんだろう。

 

ただ、そうはいっても、

ほとんどの人はそんな歪んだアピールを共感しないし、汲み取ろうともしない。

それが現実。

 

まさに著者が指摘する

問題は「自分には価値がある」と他人に伝える方法にある。

ってことですよね。

 

共感されにくい伝え方でいくらアピールしても伝わらないんだな。

伝わらない方法で「自分には価値がある」とアピールしても、

結果、相手に伝わらないもんだから、共感も反応もなく、

また「自分なんてどうせ…」の悪循環。。。

 

なるほど、やはり、問題は「自分には価値がある」と他人に伝える方法にありそうだ。

 

これまでの他人への伝え方を手放してみる。

著書全体を通して伝えようとしているのは

他人に伝える方法をここらでちょっと変えてみようよってことなんじゃないかな?

これまで行っていた他人に伝える方法を

見直してみよう、距離をとってみよう、なんなら思い切って手放してみよう。

 

「自分には価値がある」と思うことは悪いことじゃなく、

生きていくのに必要なこと。

だからこそ、それを他人に伝える際に、より伝わるような伝え方にしてみる。

まずは歪んだ伝え方から断捨離ってことですね。

 

そうすると、著者のように
「汚部屋」から脱出できる糸口が見えるのではないのかな?

 

 

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