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ゆるゆる脱力系男子 山田の生き方ヒントブログ

日々のなかに遊び心を。生き方・働き方/仙台/歴史・地形について書いてます。

「デザインされていると相手に気づかせないこと」それがデザインの本質。

生き方・働き方 デザイン

ぼくがなりわいとしているデザインの仕事。

 

デザインっていったいなんなの?

デザイナーって実際になにをしてるの?

 

正直言って、分かりにくいですよね。

 

外から見てなにをしているのか分からない。

確かにそうなんです。

 

分かる人だけに分かるものになっている現状があるなあと、

いちデザイナーとして懸念しているところです。

 

そこで、ぼくがお伝えしたいのは、

デザインが分かりにくいのにはちゃんとした理由があるということです。

 

その最大の要因は

「デザインされていると相手に気づかせないこと」が

デザインの本質だからです。

 

「相手に気づかせない」ってどういうこと?

どういうわけか説明しますと

たとえば、よくある本の1ページ。

 

白い紙に文字がたくさん並んでいますね。

けれど、ただ並んでいるわけじゃありません。

 

文字の大きさはどうするのか。

文字と文字の間隔、行と行の間隔。

1ページに何文字・何行までにするのか。

余白をどのくらいとるのか。

 

いくつもの工夫が施され、設計されているんです。

そうした結果、よく見かける本のページができあがっているんですね。

 

気づかせないデザイン、その具体例。

では、実際に見てみましょう。

 

手元にあった講談社現代新書とちくまプリマー新書。

このふたつ、同じ新書のカテゴリーでも毛色が違っていて。

 

講談社現代新書は教養を深めたい一般の人向け。

ちくまプリマー新書は中高生向けに発刊されています。

 

で、それぞれのページを見ると

講談社現代新書は行間が狭くみっちりした印象。

調べてみると1行が40文字で16行で構成されている。

 

ちくまプリマー新書はそれよりも行間が広くとられていて、

1行が39文字で13行で構成されている。

なおかつルビが多めにふられている。

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新書を読みたいと思って手にする人は教養や知識を深めたい人たち、

ならば、ある程度の文字数があっても読み切れる。

 

一方、ちくまプリマー新書は教養や知識を深めたいけれど、

ふつうの新書はちょっと手が出にくい中高生を対象にしている。

 

だから、1ページの文字数を減らして余裕をもたせ、

ルビをふることで読みやすくし、

スイスイとページをめくっていくことができる。

そういう意図をもって書籍のデザイナーは設計したんだろうと想像します。

 

どういう人を対象にしているかでデザインは違ってくるわけですね。

 このように同じ新書にしても

全然違ってデザインされていることが分かります。

 

相手に気づかせないのは「読むこと」に集中してもらうため。

で、ここでなにより肝心なのは読むたびに

「デザインされてるなあ」っていちいち思わないですよね。

 

デザインを相手に気づかせないのは読むことに集中してもらうためです。

もしデザインが目立ってしまったら、読むのに邪魔ですものね。

 

書籍のデザインの理想の状態はデザインされていることを気づかせずに

読者が思わず最後まで読んでしまった、

ページをめくることに夢中になってしまったとなることにある。

 

つまり、この部分が先に述べた

「デザインされていると相手に気づかせないこと」が

デザインの本質だからっていうことなんですね。

 

デザインは「黒子」のような存在。

言い換えると、デザインというのは、

表舞台に立つ「主役」なのではなく、

主役をサポートする・引き立たせるための「黒子」のような存在。

 

だから、デザインってなんなのか?デザイナーってなにをしているのか?

一見すると分かりにくくなっているんですね。

 

あえて分かりにくくなっている。

けれど、分からない、見えないわけじゃないんです。

意識して見るといくつもの工夫の跡が見て取れる。

 

たとえば、何気なく見ている本のページ。

実はそこにもたくさんデザインの仕事が詰まっているんですね。

 

たまにはそういう細部を眺めてみると、

意外な発見があっておもしろいかもしれませんよ~。

 

 

こんな記事も書いてます。合わせてどうぞ~★

kunipi.hatenablog.jp

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