ミレニアル世代とオンラインカウンセリング
社会に出て働くことで、
思いもしなかったやりがいや楽しみが見つけられたりする。
その一方で、楽しいことばかりでなく、
禍々しい邪悪なるものの存在も確認することができるなと思うんです。
その一例が、忖度ばかりにエネルギーを使ってしまう組織であったり、
法律を無視したり、違法行為を平然と行ってしまうようなブラックな企業でしょう。
邪悪なるもの、っていうのは、
つまりは、人のエネルギーを奪ってしまうもの、
信用信頼を平気で裏切ってしまう人だと僕は思っとります。
生きていくうえで、
そういう邪悪さとは全く無関係ではいられないなあ
とよく思うんですよね。
* * *
「ミレニアル世代」という言葉がありまして。
2000年代以降に社会人になった世代、
あるいは1980〜2000年に生まれた世代で
デジタルなものに触れて育ってきたカテゴリーのことを指すようで。
(いろいろ定義はあるみたい)
1983年生まれの僕もこの世代に入ります。
思うに、ミレニアル世代は邪悪なるものに敏感だと思うんですよ。
なんでかと考えてみると、
食うことに困っていない、
欲しいモノに飛びつかない、
地位や権力にも興味がない。
だから、邪悪なるものに汚染されながらも
我慢して生きることに違和感を感じやすいんだと思う。
…なんかおかしくね?
この感じ、気持ち悪ぃなあ…
みたいな感じで。
加えて、その邪悪さから抜け出す術を探せる感覚も持ち併せていると思う。
それが「困ったら専門家に相談してみる」。
邪悪さに蝕まれつつある時って、
自分ひとりでは判断することが難しい状態になってるんすよね。
邪悪さの影響で自分が不調をきたしてしまうから。
そんなときに自分の状態を整えられるのが
「困ったら専門家に相談してみる」という選択。
具体的にはカウンセリングやコーチング。
僕が実際に利用したものだと、
(おそらく他にもまだまだあると思う)
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もともと僕自身、カウンセリングやコーチングって言うと
ちょっと縁遠いもののイメージがあったんですよね。
でも、自宅で受けられて、予約もめちゃ簡単なところが
心理的なハードルがグッと下がる感じがしたんですよ。
この2つのサービスに共通するのが
全てがオンラインで完結していること。
相談はもちろん、予約から支払いまでがweb上で済んでしまう。
つまり、利用する人の前提として、
オンラインで完結することに抵抗がないってことですよね。
自分の不調や違和感を感知することに長け、
デジタルでサービスを受けることがふつうな感覚のミレニアル世代と
オンラインでのカウンセリング、コーチングはとても親和性が高いと思う。
今後オンラインで相談できるサービスはさらに増えていくんじゃないかな。
カウンセリングもコーチングもまだまだ日本では一般的ではないけれど、
これから日本の土壌に合わせて新しい相談の形が登場し、
それが当たり前になっていく予感がするな。
* * *
食うことに困らなくなり、欲しいモノに飛びつかなくなり、地位や権力にも興味がない。
僕らの世代ですらそうなのだから、下の世代はもっともっと顕著になってくる。
だとしたら、これから求められるのは
自分が自分らしく生きられることを支援する組織、サービスなんじゃないかな。
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