自分で自分を隠しているから生きづらい
僕はずっと僕自身を隠していた。
そして、隠していたことすら忘れていた。
だから、生きづらかったんだよな。
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内向型と外向型という傾向を
知ってからというもの、
内向型に近いであろう自分は
どう生きれば自分を満たせていけるのか
あれこれと考える毎日。
内向型に関する本を調べてみると
海外の方が書いたものが多いなか、
渡瀬謙さんという方の存在を知る。
内向型の強みを活かして、
サイレントセールスという
しゃべらない営業術を提供している。
プロフィールを見ると、
以前はコピーライターとして、
広告の仕事もしていたそうだ。
そして、内向型について
誰でも相談にのってくれるという。
僕の仕事は広告のデザインなので、
少し親近感を覚え、
相談できるのならこの機会だと思い、
思い切ってダメもとで申し込んでみた。
するとまもなく、
快くお引き受けいただけるという趣旨の
メールが返ってきたではないですか!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜マジかぁぁぁ〜
自分から申込んでおいて、
いいの?本当にいいの?と
慌てふためくっていう 笑
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そして、当日。
僕が事前に相談したかったことは
内向型をどう仕事に活かしていけばいいか
ということだった。
けれど、結果的には
自分にとって思ってもみないところに着地することに。
それに、今でも驚いている。
●僕には表現したいことがある、けれど、それができていない
●表現したものに共感してもらいたい
●テーマは自分が今まで隠してきたこと=
内向的なのにそれを隠してきた自分
デザインの仕事は嫌いではない。
けれど、いまひとつ情熱を注げられるものがなかった。
だから、どこかで自信がない自分がいた。
独立してやっていくイメージも持てなかった。
絵やイラストにしてもそうで、
自分がこれを表現したいんだ!っていう題材が
ないままだった。
だから、人に見せるものじゃないと
どこかで諦めていた。
それが渡瀬さんと会話するなかで
え?僕って表現したいの?
そうか、テーマが欲しかったのか!
だったら描けそうだぞと。
渡瀬さんの言葉で一番響いたのは
内向型であることがつらいんじゃなくて、
内向型を隠していることがつらいんだ、ということ。
内向型といっても、人それぞれだと思う。
口下手、人見知り、あがり症、内気、敏感、繊細、ナイーブ、、、
僕は隠していた。
恥ずかしいから、みっともないから、
バレないように。
でも、それが自分である証であり、特長なんだよね。
他の人には替えられない
自分だけのオリジナリティというわけだ。
ずっと隠していたから、気づけなかったんだな。
自分の一番のオリジナリティに。
それって、自分にとってのテーマになるんじゃね?って思った。
他の人には手が出せない、自分だけがやれる題材。
一生追い続けられる、永遠ネタに溢れている。
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いや〜、とはいえ、
隠してきたものをすぐにオープンにしちゃおうっていっても
これまでの自分が邪魔をしちゃう。
だもんで、少しずつオープンに していければなと。
んで、内向的な自分を表現するにあたって、
どう伝えればいいのかなと考えてみるに、
ぷぷぷと笑えるのがいいなって。
そうしたほうがまわりも受け入れやすいんじゃないかと。
試しに描いてみたのがこちら。
どうかな〜〜〜?
〜END〜