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広瀬川が作り出した高低差のある地形を活かしてデザインされた街、それが仙台。「仙台ふららん」まち歩きツアー

広瀬川が作り出した高低差のある地形を活かしてデザインされた街、それが仙台。
仙台の街と広瀬川は切っても切れない関係なんだな~。
 
そう思えたのは「仙台ふららん」まち歩きツアーに参加してみたから。
 
 

「仙台ふららん」まち歩きツアーに参加してきたよ

前回、記事にした「仙台ふららん」まち歩きツアー。
 
今回のまち歩きのガイドをしてくれるのは遠藤瑞友さん。
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仙台にある映画館セントラルホールの支配人であり、ラジオのパーソナリティや仙台・青葉まつりの事務局まで、なんとも多彩な活動をされている方でございますよ。
 
今回のルートは、勾当台公園から始まり→仙台のアーケード街巡り→芭蕉の辻→大町・大橋→青葉城。

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遠藤さんの案内でゆるゆるまち歩き~

 

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青葉城の石垣は間近で見ると、めっちゃ美しい~
 

仙台の歴史を作った高低差の秘密とは?

たくさんおもしろい話しが聞けたんだけど、その中でも自分的に特に関心があったのは、まち歩きツアーのタイトルにもあった「仙台の歴史を作った高低差の秘密とは?」というところ。
 
日本の多くの都市は川が海に注ぐ河口に作られているんですって。
水を得やすいのと、昔は船でモノを運んでいたから海に近いほうがベターだったという理由から。
 
ところが、仙台は川の中流に造られた珍しい都市だということ。
川の中流、河岸段丘という地形の上に造られていて。
川の流れで土地が削られて、川辺に近いほうから下町、中町、上町と段々と高くなっていく、それが河岸段丘。
 

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仙台の河岸段丘より詳細に解説されてる図を発見!これはすんばらしい~

 
勾当台公園は中町と上町のちょうど境目。
この崖、高低差がその証拠なんですねえ。

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河岸段丘にあるということは、川よりも街が上にあるから水を確保しにくんだそうで。
その問題を克服したのが仙台の街を開いた伊達政宗公。
四ツ谷用水という水路をつくることで水の確保ができるように。
 
街中に張り巡らせた四ツ谷用水おかげで、地下に水が浸透。
深く掘らなくても街のいたるところで井戸水を汲むことができたんだってよ〜。
 
 

仙台と広瀬川はセット

高低差をつくりだしているのが広瀬川であり、生活にかかせない水を得ているのも広瀬川。
仙台の街とこの広瀬川は切っても切れない関係なんだな〜って。
 
高低差がある=起伏があって、アップダウンが激しいっていうこと。
歴史背景をなんも知らなければ、平坦なほうが都合がいいっすよね。
坂道とかダルいし笑
 
けれど、この高低差が街の特徴であり、仙台の歴史を作っていたんだなと。
今回、自分の足で歩いて、目で見て、体感してそんなことを思いました。
 
 
 
ゴールの青葉城では、桜がきれいに咲いてた〜☺️

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