岩手県陸前高田にある「木と人をいかす」滞在施設、箱根山テラス。そこに滞在してみて気づいたのは、人は多面的な生き物なんだなあということ。
「木と人をいかす」滞在施設が岩手県陸前高田にある。
そこに昨年「箱根山テラス」という滞在施設が新しくできたんです。
この施設は、2014年秋に
「木と人をいかす」をテーマに陸前高田にオープン。
大きくて広いウッドデッキが特徴的なんです。
そして、そこからの眺め。
ボクは昨年、西村佳哲さんのご案内で
三泊四日の滞在をしてきました。
箱根山テラスから海を眺める。
この場所に惹かれて集まったみなさんとおしゃべり。
ポカポカ陽気のなか。
9月の後半だったけれど、まだまだ日差しがたっぷりでした。
陸前高田で活動している友廣裕一さんのお話しなどなど。
ここに集まってくる人の理由は本当に人それぞれなんだけれど、
西村佳哲さんに興味があってとか、
おもしろうそうな人たちに出会いたい、
震災後の東北沿岸部の様子を実際に目にしたい、
ただただのんびりゆっくりしたい、などなど。
人は多面的な生き物である。
ボクが実際に参加して思ったのは
人って「多面的」なんだなあってこと。
ボクの場合、人をある一面で捉えて、
それでその人の全てを
判断してしまいがちなところがあって。
あの人は怒りんぼうタイプ、あの人は気遣いがきくタイプ、
あの人はやたらと明るいタイプ、あの人は、、、
ラベルを貼っておいて、とりあえず安心するというか。
でも、人っていろんな顔があって、いろんな特性があって、
決して一面だけが全てじゃないんだよなあと。
もの静かそうな人が話してみると
実はとても刺激的なことを考えていたり、
明るくおしゃべりしてると思いきや
ひとりで黙々と思い馳せていたり、、、
そういう人の面の多さに気づく機会だったなと
今振り返って思います。
そのくらい多種多様な人たちが集まっていたのかな。
今年も滞在プログラムがあるようなので、
気になった人はチェケラーです。