自分の「好き」の原点ってなんだったけ?ひとり舞台監督に興じたSDガンダムの思い出。
こどもの頃に好きだったものって
大人になっても変わらずに好きだったりすると思います。
自分の「好き」の原点を思い返してみると、
自分が小学生の頃かなあと。
時代的には1990〜1995年あたり、90年代前半。
この頃のことを掘り返してみると、
忘れてかけてたことが思い起こされそうな予感がして
なんだかワクワクしてくる。
その頃にハマっていたものってなんだったっけ?
そうそうこれです「SDガンダム」。
ガンダムって一口に言ってもいっぱいシリーズが派生していて。
ボクの場合、ただガンダムが好きなんじゃなくて、
このねー、SDガンダムの二頭身のキャラクター造形に
たまらなく惹かれてしまったんですよね。
なんだろうなー、このビジュアルのなんともいえない愛らしさ。
自分でも真似して何度もラクガキしてたっけな。
SD=スーパーデフォルメって意味で、
このSDガンダムシリーズの登場で
ガシャポンやプラモデルBB戦士やカードダスなどなど
いろんなバリエーション展開していったんですよね。
それにまんまと当時のボクはのめり込んでしまったというわけですね。
で、「武者ガンダム」と「騎士ガンダム」っていうのが大好きで。
これって、本作のガンダムシリーズとは別の
オリジナルストーリーなんですよね。
でも、これがまたよく出来た物語になっていて、
武者ガンダムは戦国時代の設定がベースになっていて、
さらに『南総里見八犬伝』なんかもプラスされていたりするんですよ。
騎士ガンダムは西洋ファンタジーがベースで
『アーサー王物語』とかの要素が入っていたりして。
で、この物語をガシャポンやプラモデルを揃えて、
ひとりで演じて追体験するってところがまた醍醐味なわけなんです。
女の子でいうところの「お人形遊び」に近いと思うだけれど。
さらに、それでも飽き足らずに自分で独自の物語を創作して
セリフとか効果音とか考えて遊ぶのが最大の楽しみだったんですよね。
恥ずかしながら、ひとり舞台監督って感じで。